池袋の手動扉エレベーター
久しぶりの更新です。
今回は、池袋のAビルにある手動扉のエレベーターを紹介します。
池袋から徒歩数分のとある交差点の一角に、このエレベーターは存在します。
乗り場/ボタン。
手動扉特有の取っ手が付いています。
また、ボタンは「呼」となっています。
乗り場インジケータ。
冨士エレベーターが採用するものとよく似ています。
扉。蛇腹式の標準的な形です。
インジケータはありません。外扉に直接書かれていますので、昇降中は上下する壁を目で追って現在階を把握します。
注意書きが。
操作盤。やはり冨士エレベーター製のようですね。
制御機械だけ更新されているのか乗り心地は良いです。
本来は開閉ボタンであろうボタンは使われておらず、押しても何も起きません。
銘板他。カゴ内の塗りかえ時に一緒に塗ったらしく、銘板は見えません。なにもそこまで塗らなくても。
メーカー:冨士エレベーター工業(?)
機種:不明
用途:乗用
定員:5名
積載:不明
方式:ロープ式
停止階:1〜5
設置年(竣工):1959年
メンテナンス:京葉エレベーターサービス
訪問日:2016.11.06
東芝製のエレベーター2
藤沢に用があった時に立ち寄ったビルで発見した、東芝製エレベーターを紹介します。
外観。 綺麗な青一色で、どこか新しいように見えます。
乗り場ボタン。エレメイト標準のものですね。
操作盤。エレメイト...と思いきや、エレメイトセレブラムのものになっています。
乗り心地や作動音は後期エレメイトのもののように感じました。
後になってボタン交換だけ行なったのか、はたまた余っていたエレメイトの部品を流用したのか、、、。
インジケータ。これはエレメイトのインジケータを使用。
定員/積載など。9名600kgとあります。
換気扇。天井や壁を見ると、どうも後から塗られた感がありますね。やはり一度更新したのかもしれません。
メーカー:東芝
機種:エレメイト(エレメイトセレブラム?)
用途:乗用
定員:9名
積載:600kg
方式:ロープ式
停止階:B1、1〜7
設置年(竣工):不明
メンテナンス:東芝
訪問日:2017.05.04
オーチス製のエレベーター
今回は、東銀座にあるOTIS製のレトロで有名なエレベーターを紹介します。
TOYO OTIS時代の製造の気がしますが、銘板がないので不明。
※ビル解体により消滅しました。
揺れがかなり激しいです。
乗り場。見るからにレトロな佇まいです。
そして、このエレベーターの一番の目玉でもある回転式インジケータ。この方式のインジケータが残存しているのは、日本ではもうこの物件だけではないでしょうか。円盤状のインジケータが回転してかご位置を表示します。写真では分かりづらいですが、1を指し示しています。
操作盤。
中はかなり狭いです。
階ボタンを押すと扉が閉まります。
DOボタンはDoor Open = 開ボタンのこと。
インジケータ。行灯式。
切り替わる時に怪しい動きをします。
定員/積載など。
メーカー:OTIS
機種:不明
用途:乗用
定員:5名
積載:340kg
方式:ロープ式
停止階:1〜5
設置年(竣工):1959年
メンテナンス:OTIS
訪問日:2016.10.03
横浜エレベータ製のエレベーター
今回は、関内にあるUビルのエレベーターを紹介します。
横浜スタジアムから比較的近い場所に存在します。
関内周辺は年季の入ったビルが多く立ち並んでおり、その当時から残るエレベータも多く残存しています。今日はその中でも特に古い、横浜エレベータ製のものを紹介。
横浜エレベータ製のエレベータは神奈川県外では滅多に見かけることがないので、馴染みのない方も多いかと思いますが、金沢21世紀美術館や富山駅などに設置されている4面ガラス張りでエレベーター上部が吹き抜けているタイプのものは有名です。
乗り場ボタン、インジケータ。
横浜エレベータ製の古い機種では標準的なタイプ。
操作盤。ボタンはインジケータを兼ねています。
操作盤上部。休止ランプと ライトのスイッチがあります。
非常止スイッチは扉解放スイッチに変えられています。
使用法。下の赤いボタンが非常ベルボタンですかね?
定員/積載。非常に珍しいプレートです。
古いながらも、ちゃんと外部と連絡が取れるようになっています。後付けですけど。
シール、その他。この記事を書いているときに気づきましたが、右上に定期検査証が入っていませんね...
メーカー:横浜エレベータ
機種:不明
用途:乗用
定員:6名
積載:400kg
方式:ロープ式
停止階:1〜5
設置年(竣工):1967年
メンテナンス:横浜エレベータ
訪問日:2016.09.12
日本エレベーター製造製のエレベーター
今回は、銀座にあるエレベーターを紹介します。恐らく一度更新されていますが、それでもレトロな雰囲気が残っています。
このビルは東銀座駅から近いところにあります。この機種は銀座地区でも他に何箇所か現存しています。
乗り場インジケータ&ボタン。日本エレベーター製造では良くあるタイプです。
ドアレール。相当古い様に見えます。1961年の竣工当時のもののようです。もっとも、更新はされていますが。
操作盤。標準のものです。かなり綺麗に残っています。開閉ボタンは略字です。
インジケータ。行灯式。
定員/積載。5名370kgは非常に珍しいです。
メーカー:日本エレベーター製造
機種:エレミック
用途:乗用
定員:5名
積載:370kg
方式:ロープ式
停止階:1〜8
設置年(竣工):1961年
メンテナンス:jes
訪問日 2016.10.03
日本輸送機施設製のエレベーター
今回は西池袋にある日本輸送機施設製のエレベーター。
ビルエースかと思って近づいたら違いました。
追記:更新されました。
乗り場。インジケータは日立製のものと酷似していますが、更新機なのでしょうか。
乗り場ボタン。
ドアレール。更新機の雰囲気が漂います。
昇降中に大きな振動はなく、快適です。
操作盤。他のメーカーでは見ない独自のものでしょうか。方向灯は乗り場ボタンの意匠とは異なり、やじり型です。意匠はビルエースDや、日本エレベーター工業のものと似ています。
定員/積載。
インジケータ。行灯式です。
換気扇。
メーカー:日本輸送機施設
機種:不明
用途:乗用
定員:6名
積載:400kg
方式:ロープ式
停止階:B、1〜6
設置年(竣工):1961年
メンテナンス:日本輸送機施設
訪問日 2016.11.06