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レトロなエレベーターの昇降記。

日立製のエレベーター

更新頻度の低い当ブログの記念すべき10記事目で紹介するのは、渋谷のSビルにあるA形エレベーターです。日立製は初紹介。

 

 

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乗り場ボタン。2階始まりですので、乗り場はビルの外側からは見えません。

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操作盤。非常ボタンは後付けでしょうか。

6階のボタンの上が塞がれています。

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謎の円盤。

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スイッチ類。

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インジケータ。

 

乗り心地は良いとは言えず、少し揺れます。

 

 

メーカー:日立

機種:A形エレベータ

用途:乗用

定員:6名

積載:400kg

方式:ロープ式

停止階:2〜6

設置年:1966年

メンテナンス:日立

 

訪問日 2016.11.06

 

東芝製のエレベーター3

藤沢プラザ南館に存在した、東芝エレメイトセレブラムを紹介します。

※藤沢プラザ南館は解体され現存しません。

エレベーターは、2機設置されており一見独立しているように見えますが、インジケータ最下部に「先発」の文字があるように、まとめて制御していたようです。

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のりばインジケータ/ボタン。セレブラムでは標準です。

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かご操作盤。

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インジケータ。昇降中は点滅します。

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ボタンのアップ。

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こちらはもう一機の操作盤。R階が塞がれています。

東芝のエレベーターでは珍しく、チンベルが搭載されています。

このような貴重なエレベーターが数を減らして残念ですが、建物やエレベーターの老朽化などを考えると仕方のないことではあります。

 

メーカー:東芝

機種:エレメイトセレブラム

用途:乗用

定員:15名

積載:1000kg

方式:ロープ式

停止階:1〜7、R

設置年:1981年

メンテナンス:東芝

 

訪問日 2016.08.14

 

 

 

 

池袋の手動扉エレベーター

久しぶりの更新です。

今回は、池袋のAビルにある手動扉のエレベーターを紹介します。

池袋から徒歩数分のとある交差点の一角に、このエレベーターは存在します。

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乗り場/ボタン。

手動扉特有の取っ手が付いています。

また、ボタンは「呼」となっています。

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乗り場インジケータ。

冨士エレベーターが採用するものとよく似ています。

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扉。蛇腹式の標準的な形です。

インジケータはありません。外扉に直接書かれていますので、昇降中は上下する壁を目で追って現在階を把握します。

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注意書きが。

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 操作盤。やはり冨士エレベーター製のようですね。

 

制御機械だけ更新されているのか乗り心地は良いです。

 

本来は開閉ボタンであろうボタンは使われておらず、押しても何も起きません。

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銘板他。カゴ内の塗りかえ時に一緒に塗ったらしく、銘板は見えません。なにもそこまで塗らなくても。

 

メーカー:冨士エレベーター工業(?)

機種:不明

用途:乗用

定員:5名

積載:不明

方式:ロープ式

停止階:1〜5

設置年(竣工):1959年

メンテナンス:京葉エレベーターサービス

 

訪問日:2016.11.06

 

 

 

 

東芝製のエレベーター2

藤沢に用があった時に立ち寄ったビルで発見した、東芝製エレベーターを紹介します。

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外観。 綺麗な青一色で、どこか新しいように見えます。

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 乗り場ボタン。エレメイト標準のものですね。

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操作盤。エレメイト...と思いきや、エレメイトセレブラムのものになっています。

乗り心地や作動音は後期エレメイトのもののように感じました。

 

後になってボタン交換だけ行なったのか、はたまた余っていたエレメイトの部品を流用したのか、、、。

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インジケータ。これはエレメイトのインジケータを使用。

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 定員/積載など。9名600kgとあります。

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換気扇。天井や壁を見ると、どうも後から塗られた感がありますね。やはり一度更新したのかもしれません。

 

メーカー:東芝

機種:エレメイト(エレメイトセレブラム?)

用途:乗用

定員:9名

積載:600kg

方式:ロープ式

停止階:B1、1〜7

設置年(竣工):不明

メンテナンス:東芝

 

訪問日:2017.05.04

 

 

 

 

オーチス製のエレベーター

今回は、東銀座にあるOTIS製のレトロで有名なエレベーターを紹介します。

TOYO OTIS時代の製造の気がしますが、銘板がないので不明。

 

※ビル解体により消滅しました。

 

揺れがかなり激しいです。

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乗り場。見るからにレトロな佇まいです。

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そして、このエレベーターの一番の目玉でもある回転式インジケータ。この方式のインジケータが残存しているのは、日本ではもうこの物件だけではないでしょうか。円盤状のインジケータが回転してかご位置を表示します。写真では分かりづらいですが、1を指し示しています。

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操作盤。

中はかなり狭いです。

階ボタンを押すと扉が閉まります。

DOボタンはDoor Open = 開ボタンのこと。

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インジケータ。行灯式。

切り替わる時に怪しい動きをします。

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定員/積載など。 

 

メーカー:OTIS

機種:不明

用途:乗用

定員:5名

積載:340kg

方式:ロープ式

停止階:1〜5

設置年(竣工):1959年

メンテナンス:OTIS

 

訪問日:2016.10.03

 

 

 

 

 

 

 

横浜エレベータ製のエレベーター

今回は、関内にあるUビルのエレベーターを紹介します。

横浜スタジアムから比較的近い場所に存在します。

 

関内周辺は年季の入ったビルが多く立ち並んでおり、その当時から残るエレベータも多く残存しています。今日はその中でも特に古い、横浜エレベータ製のものを紹介。

 

横浜エレベータ製のエレベータは神奈川県外では滅多に見かけることがないので、馴染みのない方も多いかと思いますが、金沢21世紀美術館富山駅などに設置されている4面ガラス張りでエレベーター上部が吹き抜けているタイプのものは有名です。

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乗り場ボタン、インジケータ。

横浜エレベータ製の古い機種では標準的なタイプ。

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操作盤。ボタンはインジケータを兼ねています。

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操作盤上部。休止ランプと ライトのスイッチがあります。

非常止スイッチは扉解放スイッチに変えられています。

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 使用法。下の赤いボタンが非常ベルボタンですかね?

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 定員/積載。非常に珍しいプレートです。

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古いながらも、ちゃんと外部と連絡が取れるようになっています。後付けですけど。

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 シール、その他。この記事を書いているときに気づきましたが、右上に定期検査証が入っていませんね...

 

メーカー:横浜エレベータ

機種:不明

用途:乗用

定員:6名

積載:400kg 

方式:ロープ式

停止階:1〜5

設置年(竣工):1967年

メンテナンス:横浜エレベータ

 

訪問日:2016.09.12

 

日本エレベーター製造製のエレベーター

今回は、銀座にあるエレベーターを紹介します。恐らく一度更新されていますが、それでもレトロな雰囲気が残っています。

このビルは東銀座駅から近いところにあります。この機種は銀座地区でも他に何箇所か現存しています。

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乗り場インジケータ&ボタン。日本エレベーター製造では良くあるタイプです。

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ドアレール。相当古い様に見えます。1961年の竣工当時のもののようです。もっとも、更新はされていますが。

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 操作盤。標準のものです。かなり綺麗に残っています。開閉ボタンは略字です。

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インジケータ。行灯式。

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 定員/積載。5名370kgは非常に珍しいです。

 

メーカー:日本エレベーター製造

機種:エレミック

用途:乗用

定員:5名

積載:370kg

方式:ロープ式

停止階:1〜8

設置年(竣工):1961年

メンテナンス:jes

 

訪問日 2016.10.03