日本エレベーター製造製のエレベーター2
こんにちは。今回はまたも銀座にあるエレベーターをご紹介します。
黄色ボタンの個体はかなり珍しいのではないでしょうか。
※ビル解体により消滅しました。
乗り場。インジケータは変色してますね。
乗り場階以外は○で表示されます。
三角ボタンが採用されています。
操作盤です。
ドア側ではなく、入って右の面という、妙な位置にあります。
ボタンは珍しく黄色で、ストロークが長いです。
運転時は上部のロゴマークが赤く点灯します。
操作盤下面。戸開ボタンはありますが、戸閉ボタンはありません。
電灯、扇風機スイッチはありましたが、操作してません。
扇風機と表示されていますが、籠内に扇風機はなく、換気扇を指していると思われます。
右下には「非常以外触れぬこと」とありますが、何が起きるかはよく分かりません。
電話機もついています。
恐らくこれが「扇風機」でしょう。
インジケータ。
くすんでいて点灯しているのかよく分かりません。
敷居。会社名の所が削れています...
メーカー:日本エレベーター製造
機種:不明
用途:乗用
定員:不明
積載:不明
方式:ロープ式
停止階:1〜6
設置年:1963年
メンテナンス:日本エレベーター製造
訪問日:2017.01.07
御徒町の手動扉エレベーター
お久しぶりです。
今回は御徒町にある手動扉のエレベーターを紹介します。
駅から東に歩いた場所にあります。
このエレベーターがある隣の隣のビルにも、とてつもなく古い手動扉EVがありましたが、平成25年付で、停止していました...残念です。
それでは、乗り場インジケータから。
珍しい字体です。
乗り場ボタン。何も記載が有りません。
ボタンは新しくなっている気がします。
操作盤です。インジケータはなく、外扉に記載があります。
外のインジケータは地下階が「B」表示でしたが、階ボタンは「B1」となっています。
日東エレベータ製造となっています。
手動で日東エレベータ製造は珍しいのではないでしょうか。
(このメーカーのEV自体珍しいですが)
内扉。
内外共に扉は重かったです。
敷居は、昭和エレベータとなっているので、更新されたようですね。
乗り心地も悪くはなかったですが、床がギシギシして抜けそうだったので、恐怖...
メーカー:昭和エレベータ→日東エレベータ製造
機種:不明
用途:乗用
定員:6名
積載:500kg
方式:ロープ式
停止階:B1、1〜5
設置年:1963年
メンテナンス:SEC
訪問日:2018.02.18
2018.02.19追記
更新後のメーカーを日本エレベーター製造としていましたが、正しくは日東エレベータ製造でした。
日本エレベーター工業製のエレベーター2
今回は、銀座にある日本エレベーター工業製のエレベーターを紹介します。
銀座一丁目駅の近くにあります。
外からは見えない場所に位置しています。
インジケータ。なかなかレトロですね。
ボタンには現在は何も表記がありませんが、本来は、「▲」があったはずです。
操作盤。カメラの準備を、とセーフティーシューを押し続けていたところ、ブザー音が。戸閉時には鳴りません。
操作盤は綺麗な状態で残っています。
積載の表示を800kgに変えようとした形跡があります。
インジケータ。
階ごとの停止スイッチです。
換気扇。
メーカー:日本エレベーター工業
機種:不明
用途:乗用
定員:4名
積載:300kg
方式:ロープ式
停止階:1〜8
設置年:1963年
メンテナンス:シンドラーエレベータ(訪問時)
訪問日:2016.10.03
渋谷の手動扉エレベーター
今回は、渋谷にある手動開閉式のエレベーターを紹介します。ここも割と有名なEVですね。
冨士エレベーター工業製です。
渋谷駅近辺は古いEVが多めな印象です。
東京では十数機残る手動扉のEVの中でも制御が未更新の、非常に珍しい個体です。
乗り場。ピンクに塗られています。
前は薄緑に塗られていたような。
インジケータ。「到着」がいい味出していますね〜。
ボタン。
「呼」などの表記はありません。なんとも無機質なボタンです。
内側。内扉は赤ですが、以前は白でした。
操作盤。警報ボタンと停止ボタンがあり、その上に運転と電灯のトグルスイッチがあります。
警報ボタンは、ベルが鳴るのでしょうか?
階数ボタンと似ており、押し間違えてしまいそうです。
後付けで非常電話が設置されています。
前はここに使用法が書かれていたのですが、無くなりましたね。
積載は後付けです。プレートが割れてしまったのでしょうか?
メーカー:冨士エレベーター工業
機種:不明
用途:乗用
定員:6名
積載:400kg
方式:ロープ式
停止階:1〜5
設置年:1964年
メンテナンス:冨士エレベーター工業
訪問日:2016.11.06
日立製のエレベーター4
こんにちは。今回も日立です。レトロEVの中でも有名な、池袋にあるA形エレベータを紹介します。
解体なんて噂もありますので、じきに見られなくなるかも知れません。
池袋駅前にあります。よく何十年も更新しませんね...おかげでかなり揺れます。
2018.07.01追記
jes製のものに更新されたようです。
乗り場。一枚扉で、赤一色に塗装されていますね。
一見するとただの扉のように見えます。
ボタン。
操作盤。
「灯」ボタンがあるので照明が消せます。消しませんでしたが。
「HITACHI」ロゴも古いです。
操作盤上のプレートは中々見かけることはないですね。
インジケータは普通。
制御関連のスイッチ。
ドアには申し訳程度の取っ手が。
非常用電話。
メーカー:日立
機種:A形エレベータ
用途:乗用
定員:6名
積載:400kg
方式:ロープ式
停止階:1〜6
設置年:不明
メンテナンス:日立
訪問日:2016.11.06
日立製のエレベーター3
今回は、神保町駅近くにある新A形エレベータを紹介します。
このビルの一階には、コンビニが入居しています。
珍しく2階始まりです。
乗り場ボタン。A形エレベータ標準のものです。
この上にはカゴ内を見ることができるモニターがあります。
操作盤。
銘板の拡大。
インジケータ。
メーカー:日立
機種:新A形エレベータ
用途:乗用
定員:9名
積載:600kg
方式:ロープ式
停止階:2〜7
設置年:1969年
メンテナンス:日立
訪問日:2017.01.07
日立製のエレベーター2
今回は、藤沢にある荷物用ビルエースを紹介します。
乗り場。
ボタン。
荷物用のため、「閉」ボタンと使用中ランプがあります。
扉は、操作しない限り開きっぱなしになってしまうので、降車後は閉ボタンを押す必要があります。
操作盤(1F)。
「開延長」ボタンがあり、戸閉、戸開ボタンはありません。
行先階ボタンを押すことによって戸閉します。
インジケータもボタンと一体になっています。
戸には注意がいくつか。
ご覧の通り、こちらのエレベーターは貫通式で、1階のみこちらの戸が開きます。
操作盤(2,3,4F)。
開延長ボタンはありますが、刻印はありません。
こちらも反対側と同様、ボタンを押すことにより作動します。
更新は恐らくされておらず、また、荷物用を人荷用として使っている珍しいエレベーターでした。
このエレベーターがある物件には乗用エレベーターがもう一機あるのですが、そちらはビルエースNEWプリードに更新されていました。
メーカー:日立
機種:ビルエース
用途:荷物用
定員:規定無し
積載:450kg
方式:ロープ式
停止階:1〜4
設置年:1973年
メンテナンス:日立
訪問日 2017.09.10