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レトロなエレベーターの昇降記。

京橋の手動扉エレベーター

今回は、京橋のNビルにある手動扉のエレベーターを紹介します。恐らく日本エレベーター工業製です。

手動扉のエレベーターといえば銀座にある奥野ビルなどが有名で、今や希少な存在ですが、近い場所にもう一台ありました。探せば意外と残っているものですね。

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乗り場です。インジケータは行灯式です。フォントは日本エレベーター工業が採用していた独特のものと同一。

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呼びボタン。上・下が一体です。最近のエレベータは上・下表記か矢印が一般的なので、「呼」だけではインターホンと勘違いする人が居そう。

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扉には注意書きが。

他の手動機では見たことのないステッカーです。オリジナルかもしれません。

かご側の扉を開けると「ピー」という高い電子音が鳴ります。

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かご内。照明が相当暗い。

中にも注意書きが沢山あり、不安を煽ります。

昇降時には「ジー」という煩い駆動音が。

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操作盤。インジケータは操作盤と一体です。

ボタンが交換されているように思います。

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非常ボタン。あまり目立たない配色で間違って押しそう。

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定員/積載と運転注意。 「瓩」の表記がレトロ感を漂わせています。

 

手動式のエレベーターの中では、かなり激しい乗り心地でした。恐らく制御機器の部類は未更新でしょう。

 

詳細

 

メーカー:日本エレベーター工業(?)

機種:不明

用途:乗用

定員:4名

積載:350kg

方式:ロープ式

停止階:1〜5

設置年:不明

メンテナンス:i-tec24

 

訪問日 2017.01.07